ドロロンえん魔くん
悪魔や妖怪や怪物などは基本的には、悪者として描かれるのがアニメだけではなくほとんどの物語の常識ですが、そんな悪者とされているキャラクターが主人公となっているアニメは今では多くあります。そのルーツとなるようなものとしては、「ゲゲゲの鬼太郎」「怪物くん」「妖怪人間べム」そして、『ドロロンえん魔くん』でしょう。『ドロロンえん魔くん』は、1973年10月4日から1974年3月28日まで全25話で放送されました。人間に危害を加えるような妖怪を退治する閻魔大王の甥であるえん魔くんの活躍を描いた物語ですが、設定的に「ゲゲゲの鬼太郎」と似ている事で比較されることもあるようですが、主人公のキャラには大きく隔たりがあり、鬼太郎のように国民的キャラとはなりませんでした。どちらかというと問題児のえん魔くんなが、仕方なく妖怪を退治していくというスタイルは、今のアニメの主人公にも多く見られるもので、全体的にエッチな要素がちりばめていたりする作風も今の作品との共通点が見られます。「ゲゲゲの鬼太郎」のように国民的な人気にはいたってはいないというものの、多くのファンがいたことも確かです。原作が永井豪という事もあり、セクシーなシーンなども時折見ることが出来たのも当時の少年にはたまらないものだったのかもしれません。もちろん今に比べればまったく過激なものではありませんが・・・。ただ、それだけにそういったシーンは印象的でいつまでも記憶に残るような場面に心当たりのある人もいるのではないでしょうか。