ゲッターロボ

合体変身ロボットの先駆者とも言えるアニメといえば『ゲッターロボ』ですが、原作は永井豪と石川賢によるもので1974年4月4日から1975年5月8日まで全51話が放送されました。巨大ロボットアニメといえば同じく永井豪の『マジンガーZ』ですが、合体変身というまったく新しい展開で後のロボットアニメの基本形とまで言えるものを作り出したようにも思えます。今では、実写版のヒーロー戦隊ものの定番ですからね。しかし、元をたどれば、玩具メーカーが主人公が複数いればたくさん売れるだろうという発想から3体の主人公のアニメが企画されたそうです。主人公となる3人の力を集結させる事によってスーパーロボットが完成し、その形態も戦う場所や相手によって変形するという設定は、子供たちへの教育的見地からもかなり評価できる内容であったのではないかと思えます。力をあわせなければ成し遂げられないという事から協力する事の大切さを教え、三人の力が集まることで大きな力を発揮できる、所謂「三本の矢」のような教訓も含んでいるわけですから、優良アニメに指定していいものだったかもしれません。しかし、当時は戦闘アニメはあまりよろしくないと考える大人もいなくはなかったので、世界名作劇場アニメのような扱いは受けることはなかったように思います。それに、原作の永井豪は「ハレンチ学園」で有名なだけに、大人的にはあまり推薦したくないものとしての偏見もあったのかもしれません。しかし、その人気は高く何度も再放送されることで多くのファンを獲得する事になるアニメです。

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